たまたま見かけた記事で、それはエプスタイン事件(発端は2008年、社会的に問題になったのは2019年)の記事だ。
エプスタイン事件に関する情報公開と検証は重要な政治社会問題として継続しており、米国連邦議会は2025年11月に「エプスタイン文書公開法」を可決し、司法省にエプスタイン関連の捜査資料・記録の公開を義務付けた。そして、この12月18日(だと思う)に、捜査関係書類の一部として、エプスタイン死去後に押収された写真の一部が公開され、その中にビル・ゲイツもいたという記事だった。
エプスタインという人が、どのくらいすごい人なのか知らなかったし、よくわからなかったし、様子がわからないまま、なんとなく事件として問題化しているなぁとは、ジャニー喜多川事件のときに知ったっていう程度だった。
ただ、ビル・ゲイツの名前が挙がっていたのに目が留まり、ちょっと調べた。
おお!クリントンさん。

(クリントンさんの右にいるのがエプスタイン)
問題のある所業をしていたことを知らず、エプスタインの招待を受けて遊びに行ったら、女の子がいて、楽しく過ごしたっていうのは言い訳かもしれないけど、十分ありうる話だと思った。
エプスタインが撮った写真なんだろうと思うけど、

マイケル・ジャクソンがビル・クリントンと一緒にいるんだよ。
そりゃ、セレブとかって程度の言葉ではちょっと表現できないハイソなノリだと思う。(黒塗りされてない右の女性は誰?ダイアナ・ロス?)
今回、確かにビル・ゲイツも写ってた。
でも、エプスタインに招待されたって範囲を超えてない写真だ。
なんらかこのあとあったとしても、エプスタインの接待の範囲で考えるよなぁと思った。
ミック・ジャガーも写ってる写真もあった。あとはわたしがわからないだけで、写っている人はすごい人ばかりなんだろう。本当に大勢いる。
- See photos and documents from the latest Epstein file release (PBS)
- The Epstein Document Archive (epsteinarchive.org)
- f_HOUSE_OVERSIGHT_071978_Redacted – Copy (Dropbox)
(とりあえずこんなとこ)
なんとなくわかっていて、甘えたってことはあるかもしれない。
なんとなくでも、わかっていたのに招待に乗るというのに問題がある、責任は誘いに乗った方にもあるといえばそれもそうだと思う。
よくわかっている人で、まずいからやめろって諫めた人もいるかもしれない。わからない。
「社会勉強だから話に乗れ」って、上から言われたら、いやいや実行した、とかパワハラとか、ハラスメントのレベルの社会というか環境じゃないのは見て取れる。
ただ、人身売買が行われていたという事実がこのあとわかったことで、冷や汗をかき、エプスタインが捕まり、死んだあとも眠れない、眠りの浅い状態になった人も少なからずいるかもしれない。
実際、詳らかに今後なっていくんだと思うけれど、日本でいう、キューブリック/ナボコフに始まるのロリータの世界も相俟って、アメリカで先月立法されるほど、2025年の12月をもって未だ解決しきれていない社会的事件として取り上げられているわけだ。
こりゃ、エプスタインと関係があった人はみんな冷や汗をかいているだろうと思う。
しかし。
しかしだ。これを調べているうちに、知った一つが2025年になってから作られたというこれ。

これ、2025年の8月に匿名で設置され、すぐ様撤去されたようですが、左が若きドナルド・トランプ、右がジェフリー・エドワード・エプスタイン。タイトルは「永遠に親友」だったそうです。(The NewYork Times 記事)
これ、勝手な想像ですが、これがドナルド・トランプという人なんじゃないかと思ったんです。
どういうことかというと、きっと、トランプさんが誰かに建てさせたんだろうと思うんです。
人身売買までやっていたかを知っていたかはわからないですし、買春はきっと知っていたんじゃないだろうかと思ってはしまうんですが、どうであれ相手は性犯罪者です。社会的に問題がある人物との関わりです。でも、なんとなくですが、トランプさんはきっと、「ほどほどにしとけよ」ぐらいはエプスタインに言っていただろうと思えるんです。
その問題のある点を除けば、そのエプスタインという人物はトランプさんのお眼鏡に適うだけの人物であり、能力を持った方だったんじゃないかと想像がつくわけです。
で、あの撤去された銅像を建てて騒動を起こすなんて考える必要はないと思われるかもしれませんが、実際、トランプさんは友情を選んだんじゃないかと私は思うんです。そして、トランプさんの持つ独特の損得勘定から、あの銅像を建てた人はトランプさんを性犯罪者とつながりのあることをアピールし、トランプさんの悪い印象をもたせようとしたと一般は思うだろうと考え、その考えはトランプさんにとっては友情の重みとを天秤にかけると、眠りの浅い人たちに少しでも安心を与えられると考えられたのではないか、きっとそれ以上の考えがあって、思いを優先する形でやらせたんじゃないかと思えるんです。
私、トランプさん、って、(アメリカ大統領に「さん」で呼ぶのは僭越だと思うのですが、)そういう人なんじゃないかと思うんです。私が常日頃から思う「仲間」って、そういうことだよなって思うんです。信頼してつきあってきたのは自分であり、たとえ自分が思っていたその仲間が犯罪者になったとしても、死んでもしかすると記憶から消えていくかもしれなくても、大統領という立場が揺らぐことになったとしても(きっとトランプさんのことだから揺らがないと思えたと思いますが)、損得も直感的にありながらあの銅像を建てさせるに足るものとして信頼した「仲間」を裏切らず持ち上げたんじゃないかと思えるんです。
私はそう思えるぐらい、トランプさんのそういう(仲間を裏切らないというような)ところがありそうなところが信じられます。安倍晋三元首相がいなくなっても、彼から言われたことを守り、天皇と会う時にはスーツの上着のボタンを留めるというような所作を忘れないようなところに私はとても好感をもっています。駆け引き相手と仲間をしっかり分けている。
私が初めてNYへ行ったときは、911事件の後で、貿易センタービルがなくなり、Ground0といわれなにもなかった状態のときでした。Trumpタワーを見に行った記憶がはっきりあります。そんな実業家が大統領になる時代がきたのだとよくよく思った次第です。
それこそなん~んとなくですが、アメリカの考え方、アメリカの視点というのが私が中学生・高校生のころは中心的だったように思えます。実際、アメリカから受ける影響として個人の尊重というか、いわゆるインディビジュアリティは、まだまだ日本では上位解脱的村根性が、会社という組織にもあり、組織改革が叫ばれ始めていた程度の状態だったと思います。
高市首相という、今となっては言うのも憚れてしまう状態になったからこそ生まれた初の「女性」首相です。平塚らいてうが女性参政権を叫んでから何年経ったのでしょうか。今や、わざわざ女性が首相になった、なれた!と叫ぶこともなく、淡々と高市さんは行政を進め、高い支持率を得ている状況です。
ちょっと前なら、「ほら、女性だってできるんだ!」ってわざわざ「女性でも」って持ち上げる必要があったかもしれないです。かつて、社会党の土井たか子さんが首相になるかもしれないという様相があったと思いますが、もし、あのとき土井さんが首相になっていたら、今の高市さんのようにはならず、場合によっては「やっぱり女性では・・・」ときっと言われてしまっていたでしょう(どの道想像ですが、土井さんの能力不足ではなく、環境としての土壌不足であり、女性の場合、役職として必要以上の能力を要求されてしまう現実が首相レベルでも起こり得た)。そういう意味では土井さんがあのとき首相になれず衆議院議長で終わったのは、日本の進みを後退させずに結果として押し上げたんじゃないかと思えます。
高市さんは、私の住む熱海が土砂災害で大変なとき、だれよりも高市さんがフォローして下さり、表向き見えないところで、熱海を支えて下さったおかげで熱海市が破綻せずに今があるような状況で、そのことは熱海市民のみなさんにちゃんと知ってもらいたいとよくよく思うわけですが、高市さんのウルトラCが使えた、つまり、ウルトラCと呼べるような力・能力が高市さんにあることを、熱海市民は日本のどこの地域よりもありがたく理解すべきだとよくよく思っています。
たかだか1熱海市民で、話しは想像の範囲ですが、トランプさんの仲間意識の素敵さと、高市さんの持たれている意識とそれに伴う実質的効果とを日々暮しながらみていて、世界は捨てたもんじゃないと思えています。
